流れって何なの??世界史の勉強法 其壱~流れ編~

世界史って範囲が広くて

日本からも離れていて

イメージがしにくい。

 

こんな悩みを抱えている方は

きっと多いはずです。

 

そんな時耳にするのは

「世界史は流れで覚えろ」

というフレーズではないでしょうか。

 

よく聞くけど

ではなぜ「流れ」が重要なのか

分かりますか??

 

ここではこの「流れ」を抑えることについて

解説していきます。

 

こんにちは!チカシです!

 

 

今回は

「流れ」を抑えて

世界史を理解しやすくする方法

をご紹介します!

 

学校の先生からも、塾の先生からも

「流れを覚えなさい」

と何回も言われてきたけど、

 

その「流れ」って何なの

 

と疑問を感じていいる方。

 

僕もそうでした。

でも

この「流れ」を理解すると

圧倒的に世界史の理解力が変わってきます。

 

ズバリ

その「流れ」とは

 

「因果関係」

 

のことです。

 

「なんだそれだけか」

 

と思われた方もいると思いますが、

本当にそれだけです。

 

例えば

フランク王国が分裂し

東フランク王国西フランク王国イタリア王国

の3つの国が新たに生まれました。

 

そしてこのフランク王国のオットー1世は

数々の功績を残したことにより、

962年にローマ教皇から帝冠を授けられました。

これが神聖ローマ帝国の起源になりました。

 

これが教科書的な書き方です。

 

これでも歴史は流れていますが、

因果関係は全くつかめません。

 

ここの因果関係としては

ローマ教皇から帝冠を授かった」

というところと

神聖ローマ帝国の起源になった」

というところです。

 

まず

ローマ教皇から帝冠を授かった」

という事実は

「かつてのローマ帝国が復活した」

ということです。

 

そして

ローマ帝国を受け継いだ」

からには

「ローマを守れなければいけない」

という義務があることを意味します。

 

そのため東フランク王国の国王たちは

「イタリア政策」

に熱心に取り組みます。

 

国王が外交に熱心な場合、

何が起こるかというと、

国内の諸侯たちは

好き勝手にいろいろなことをして

結果的に諸侯たちの分裂が進みます。

 

そして近世になり

ヨーロッパの学習をする際、

神聖ローマ帝国はいくつもの領邦に分かれている」

と説明されます。

「なんでそんなことになってるの?」

というと

神聖ローマ帝国東フランク王国

「起源にしている」

からなんです。

 

このように流れを理解すると、

圧倒的に歴史が分かりやすくなりませんか?

 

これが「流れをつかむ」ということです。

 

「流れ」をつかむと暗記もスムーズにできるようになります。

なぜなら

「なぜそのようなことが起きたのか」

が分かっているから

色々な知識を結び付けて覚えることができるからです。

 

 

まとめると

・流れは「因果関係」のこと

そして

・流れをつかむと暗記もスムーズになる

ということです。

 

だから先生たちは流れが重要だとおっしゃっているのです。

 

ぜひ授業を受ける際は

今までお話した流れを意識してみてください。

 

 

 

チカシ